寝違えをくり返す人の共通点とは？

こんにちは。大阪狭山市の 太田鍼灸整骨院です。

「朝起きたら首が動かない」

「また寝違えた…最近多いなぁ」

このように、寝違えをくり返してしまう方がよく来院されます。

寝違えを繰り返す人にはいくつかの“共通点”があります。

今回はその原因と、予防のポイントを解説します。

寝違えとは？

寝違えとは、睡眠中に首や肩まわりの筋肉に負担がかかり、

筋肉やその周囲の組織に炎症が起こる状態をいいます。

首を動かした瞬間に「ピキッ」と痛みが走り、

振り向けない・上を向けない・服を着替えるのもつらい

といった症状が出ます。

寝違えをくり返す人の共通点

① 姿勢が悪い（スマホ首・猫背）

長時間のデスクワークやスマホ操作で、首が前に出た「ストレートネック」状態になると、

首まわりの筋肉に常に負担がかかります。

その状態(筋肉が硬くなっている、コリが強い)で寝ると、過緊張を起こしやすくなります。

② 枕や寝具が合っていない

枕の高さが合っていないと、首の自然なカーブが崩れ、

筋肉が引き伸ばされた状態、逆に縮んだ状態で一晩中緊張してしまいます。

特に、高すぎる枕は首を前に倒す姿勢になりやすく要注意です。

③ 冷えによる血流不足

冷房の効いた部屋や扇風機の風が首に当たると、

筋肉が冷えて硬くなり、血流が悪化します。

血流が悪くなると、筋肉は疲労物質を溜め込みやすく、

ちょっとした刺激で炎症を起こしてしまいます。

④ ストレスや疲労の蓄積

精神的なストレスや寝不足も、

自律神経の乱れから筋肉を緊張させます。

仕事や家事が忙しい方、寝つきが悪い方に寝違えが多いのはこのためです。

⑤ 首・肩まわりの柔軟性不足

運動不足や同じ姿勢の繰り返しで筋肉が硬くなっている人は、

寝返りのときに筋肉が引っ張られて損傷しやすくなります。

特に肩甲骨まわりが硬い人は要注意です。

当院での施術

寝違えの急性期（痛みが強い時期）は、無理に動かさず、

炎症や筋緊張を和らげる施術を行います。

超音波とハイボルテージのコンビネーション施術で痛みの軽減

マイクロカレント療法で炎症部位の回復を促進

鍼灸施術で筋肉の緊張を緩和

自宅でできる予防法

枕の高さを見直す（横向きでも首が傾かない高さ）

寝る前に首・肩を軽く回してリラックス

冷房の風が直接当たらないようにする

30分に一度は姿勢を変える（デスクワーク時）

湯船にゆっくりつかって筋肉を温める

寝違えの原因の多くは日常の姿勢や生活習慣にあります。

「何度も寝違える」「最近首が回りにくい」

そんな方は、早めにご相談ください。

筋肉の緊張をやわらげ、再発を防ぐケアを行うことで、

寝違えを“くり返さない身体”を目指しましょう。

お知らせ

当院は予約制ですので、来院される場合は必ずお電話にて予約をお取りいただくようお願いしております。

予約のお電話は、午前中にお願いします。

翌日以降の予約はホームページのお問合せやLINEからでも結構です。ご協力よろしくお願いします。